地政学から見る北朝鮮のブラフ
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帝国の興亡
かなりドラマチックな表題ですが、英国が主導、アメリカの了解で、イラン制裁が解除。
続きを読むギリシャとドイツのバトル
こちら高雄では、台風一過ながら、日本の秋の台風とはかなり異なります。 またド暑くなりました。気が付けば、スケールの大きいスコールみたいなものですか? これで水瓶は、かなりの水量を溜め込んだのではと想像するkazanです。
今日は、従来より2チャンネル系で拡散されていた「7月9日」です。
日本の様子はどんなもんでしょう?
在日が、泣きながら荷物をまとめて、9日以前に日本から脱出と、日本国民を喜ばせて、「日本人を嵌めきった」と大見得を切る、そんなシナリオだろうと思います。
変わる点は数点あるようです。 外国人登録証が一本化される。
氏名は本名明記になる。
こんなもんではないでしょうか?
巷で噂された、在日狩りのようなことは行われないでしょう。 それにしても、南朝鮮人は、他人を欺くことに異常な才能と快感を感じるようで、やはり日本人とは、合入れないものがあるのは事実のようです。
でも、不法滞在は、しっかり通報いたしましょう。
■同じ半島でも、今度はバルカン半島ギリシャの一件です。 6日には国民投票の結果が明らかになり、チプラス政権が引き続き、EUへの存続・離脱のバトルが開始です。
ドイツにすれば、金は出したくないから、そのままEU離脱を願っているのは人情でも、 その結果、デフォルトで損害を受け、 さらにユーロの不安定は、勝ち組の筆頭、ドイツにとってはマイナス要因です。
まして、後に、ポルトガル、スペイン、イタリアと続けば、完全にユーロー解体です。 マルクにも戻れば、当然の超マルク高ですから、貿易収支は一気に赤字にに転落です。
またその結果EUの離脱ともなれば、NATOの構成国であったギリシャが、ロシアや中国に取り込まれ、軍事機密や地政学上のリスクへの対策を排除できないことになりますから、これも厄介です。
今週末に、青山繁晴、勝谷誠彦、宮崎哲弥、上念司、三橋貴明 各氏のギリシャ問題のでの見解を一覧でアップしたいと考えております。
今日は単発で、宮崎哲弥氏の「ギリシャとドイツのバトル」ハイライトです。
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亡命者から漏れでたNSAの地図
NSA アメリカ国家安全保障局、 昨年、エドワード・スノーデン氏の暴露事件で有名になったところです。スノーデン氏が出したNSAの諜報ターゲット地図がありました。
最重点ターゲットの色分けでは【赤】です。 → パキスタン
次の重点ターゲットは赤より薄い【赤茶】です。 → イラン
次のターゲットは【濃い黄色】です。 → 中国
次のターゲットは【黄色】です。 → アメリカ、 ロシア、 ドイツ
一応対象国なのが【ライトグリーン】です。 → インド、 イギリス、 スウェーデン、 フランス、 スペイン
ほとんど対象でないのが【ダークグリーン】 → 日本、 オーストラリア ニュージーランド 旧東欧圏
これで、 パキスタン、 イランは判りますが、 1,2年前の中国は、 さほどでなかったのが不思議です。
で も、 今年のはじめの【青山繁晴】氏のコメントで、 青山氏がハワイの太平洋艦隊司令部に行った時、 親中派(パンダハガー)が予想以上に組織のハイレベ ルまで拡大していたとしたコメントを思い出しますと、 尖閣問題が生じるまでは、 対中国関係はハグハグ関係に近かったのでしょう。
裏を返せば、 中国が爪を隠し、 牙を研いでたのが、 尖閣問題が生じた頃は既に今の体制が整っていたと想像できないでしょうか?
石原氏が尖閣の島を東京都が買い取ると宣言した時点で、 中国は尖閣に公船を送り出す機会を伺っていたと推測できます。
おそらく現在、 NSAの地図の色分けでは、 中国は濃い赤ではなく【真紅】だろうと思うのですが、いかがでしょう。
中国人民解放軍の高官が、 「日本にミサイル100発打ち込むとか」 「沖縄を中国領にする」 「戦争が始まれば、 日本は火の海にする」 といった公式に近い発言は、 利権目当て の花火だけではなく、 かれらの思考の範囲内では、 すでに米国への工作は終盤か終わりの段階であったと観るほうが自然でしょう。
こうした背景があって、 習近平はアメリカを訪問しオバマ大統領と首脳会談をした際に大国どうしで世界秩序を構築しようという提案が出たことは理解できそうです。
ハルフォード・ジョン・マッキ ンダーの地政学理論にもとづき大陸国家としての強大な陸軍力を整備した中国の軍部は、 さらに貪欲に海洋国家の地政学理論であるアルフレッド・セイヤー・ マハンの【海上権力史論】を研究し、 ともに同じ地政学的思考をする大国どうし、衝突を回避しようとすれば、 衝突しない方法として、太平洋の分割統治を 提案したのろうし、拒否された時の代替案として、 中国沿岸から、 東シナ海ルートまたは南シナ海のバシー海峡ルートで潜水艦の潜行通過を目論むのだと理 解できます。
過去2ヶ月間に及ぶ、 ベトナム・パラセル諸島での活動は、 【海上権力史論】を研究の実践そのものでは無いでしょうか。 パラセル諸島への動きはすぐにも、 スプラトリー諸島への行動に変わるだろうと想像します。
この動きを、 果たしてオバマ・アメリカは、 口先だけで牽制できるでしょうか? 今春の米比関係が 新軍事協定の締結などを踏まえ「新たな段階」は、 スーピックの基地使用にとどまらず、米軍はフィリピン軍の全基地を使用でき、補給・装備物資を常備する 施設の建設や、航空機や艦船の巡回派遣も可能になる内容です。
先日のニュースで、 中国軍高官による、 政治中枢での組織に軍部高官が多数入っているとのニュースを記憶しますが、 近い未来で、 軍による国家の運営が現実のものになる可能性は大きいのではと想像します。