東京電力の旧役員3名が、業務上過失致死傷で検察審査会により、東京地裁へ強制起訴されました。

報道では、時効が迫っていたということです。

彼らと同様に銀座7丁目の奥座敷で社用族になれなかったやっかみから言うわけではありません。

だいたい歩いて5分、距離にすれば直線で150メートルを、それぞれが黒塗りで馳せ参じ、夜毎に面白おかしく、そして楽しい人生に突然襲った3.11の津波には多少の同情も感じないわけではありません。

しかし事が起きてからの狼狽えぶりと、その後の身の振り方に、あまりにもサラリーマン役員の身勝手が見え隠れして、鼻持ちならない。

津波の予知が出来なかったのはしょうがないとしても、日頃より、夜の社交界で英気を養ったのは、こうした時に命を張って、アホな菅直人と対峙し、官邸の介入を許さない断固たる意思決定をするためのものではなかったのか?

お役御免で、関係先に天下り、世間の目から逃れるための、海外海外勤務を快しと見る人は少ないだろう。

前回も投稿したブログ記事にある関係者は、平時には優雅な生活を送り、一たび事が起きて、お役御免で謹慎でもすれば、武士の情けも出るところ。

それが家族同伴で海外赴任では、勝手の優良会社「東京電力」をしっかりしゃぶりつくして、なお貪欲な行動を選択したとしか見えない。

検察審査会の強制起訴の行方を注視したいものです。
 


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