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産経紙2016.2.25は、アメリカ国防総省が南シナ海の空白で埋める

リバランス(再均衡)戦略に基づき、アジア太平洋地域に米軍艦船全体の6割を配備し、国防予算の厳しい削減下における量的な制約を、最新鋭艦船を配備することにより質的に補おうとしている。

ハリス米太平洋軍司令官は24日、下院軍事委員会の公聴会で証言し、中国による南シナ海の軍事拠点化を抑止するための方策として、西太平洋に米空母2隻を常時、配備することは当面、難しいとの認識を示す一方、最新鋭のズムワルト級ステルス駆逐艦や、攻撃型原子力潜水艦の前方展開を検討していることを明らかにした。


ことを報じました。


ようやく腰を上げたオバマ大統領ですが、一方では気になるニュースも。



対北朝鮮問題で米中合意
 


北朝鮮の核開発とミサイル発射を受けて、ホワイトハウスでのが米中外相会談はオバマ大統領も同席で、対北朝鮮制裁で合意をみたと言います。

kazanは従来より、中国は北朝鮮への制裁は、国連決議や六カ国協議で面従腹背的な対応をしてきたと信じております。

米中の外相会談で合意を見た以上、国連安保理では、北朝鮮制裁は成立するでしょうが、その効果は期待できないでしょう。

理由は簡単です。 中国にとって、朝鮮半島の緊張は国際的というより、対米戦略的にはプラス要因です。

こカードは、南シナ海での「航行の自由作戦」と前段の「リバランス(再均衡)戦略」に対しての強力な取引カードになるからです。 それ故、かなり制裁は効果の少ない結果になるだろうと想像します。


南朝鮮


「恩をアダで返された」と、いらつき机を10回以上叩いて苛ついたとされる朴槿恵大統領、開城工業団地からの引き上げで、自国民が人質状態になるリスクは回避したものの、南北宥和政策、太陽政策で構築してきたものが、帳消しなる事への苛立ちですか?

ここでの問題とは外れますが、日本にしてきたことと「恩をアダで返す」ことは朝鮮半島人のお家芸のはずです。 自分の場合のアダには大変ナーバスでナイーブのようです。

閑話休題、金大中政権の太陽政策から始まった一連の宥和政策の間、南朝鮮の組織の各階層や新北団体に影響力を浸透させた北朝鮮のゲリラ的戦闘集団が肥大化したということです。

都市ゲリラは、北朝鮮の指示があれば、直ちに、交通、通信、電気、原発、港湾などへのテロが開始サれるでしょうから、実際の戦闘状態になれば、長距離砲を使用できる北朝鮮へ南朝鮮軍だけでは抗し切れないのは明らかです。

米国の介入が予想されますが、オバマ大統領はどこまで踏み込んだ介入が可能でしょうか? また全面的な米国の介入に対して、中国は南シナ海のカードで牽制してくるでしょう。

また全面的な介入を望まないオバマアメリカは、すでに金正恩の暗殺を目的とする、特殊部隊とステルス戦闘機F22を沖縄嘉手納から南朝鮮へ移動させました。

この米国の動きに対して、金正恩は、対南朝鮮ゲリラ攻撃と全面的な緊張増大状態を作り出す動きがあるようです。 朴槿恵大統領はどこまで対応しきれますか。。


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