みなさんは日本赤十字社に義援金を送れば、それは確実に相手国に渡り、日本人の善意が理解されると想像しますよネ?

でもそう簡単なことが出来ない国もあるんです。
先週、マグネチュード6.4の地震があった台湾です。
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台湾の赤十字は「中華民国紅十字総会」ですが、中国との絡みで、国際的な機関には加盟しておらず、日本赤十字社とも表面上は関連がありません。
それでも、普通は、台湾の赤十字社と思うのが普通です。
ここに落とし穴がありました。
どうやら、「中華民国紅十字総会」が長年政権を維持してきた国民党とズブズブらしいのです。
国民党というのは日本統治あとに駐留してきた蒋介石国民党軍で、中国本土から来た支那人ということで、「外省人」と言われております。
外省人つまり、国民党軍と内省人は1847年2月28日に大きな衝突が起き、多くの内省人が
虐殺、投獄されました。 いわゆる「228事件」です。
この経緯もあって、いわゆる外省人の品格と、権力欲、権勢欲を知っている内省人は、外省人の既成の組織を信用しません。 そして国際的孤児扱いの「中華民国紅十字総会」は、外省人の私物化した慈善団体と認識している状態です。


そんなことから、日本では通常考えられないことが起きています。
義援金受取窓口が、被害が集中した台南市政府が開設した、銀行口座にダイレクトに送金依頼を始めました。
国内的には、この口座は、テレビ報道でオープンにされており、台湾人としてはこれで一件落着ですが、ここからが問題です。

日本人の多くが日本赤十字社へ義援金を送るケースが一般的ですから、送った義援金が、一応台湾国の窓口である「中華民国紅十字総会」に送金されことが予測され、そうなれば、その義援金の一部が国民党に流れることも予想されます。

それを案じた台湾人が、台湾のテレビ報道に出ている、口座番号を個々に日本へ発信します。そうすると、その情報を受け取った日本人が、日本的な価値判断と異なる形態に不信を持ち、混乱状態になります。

台湾人のミステークの第一は、2月11日現在、台南市政府のホームページは、災害の「災」の字も出ておりません。 
メールアドレスも、メールリンクも付いておりません。
第二の目ステークはfacebookです。 台南市政府のfacebookには、メッセージ投稿も出来ない一方的な閲覧ページになっているだけなのです。
災害が発生して、1週間以上になる、ASUS, Acerを生み出した、国民の殆どがスマホを持ているお国のITインフラ対応感覚があまりにもお粗末なのです。

どう見ても、支那・中国以下のレベルであることを露呈してしまったというこです。
春節の長期休暇中のことですから、それを理由にするかもしれませんが、理由にはなりません。
モロにお国柄が出ててしまったということです。休日開けの月曜日のHPとfacebookを見るのが楽しみです。


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