1月16日(日)が台湾総統選挙投票日です。

高雄は台南と並んで、民進党の聖域のような土地柄で、名物女性市長の陳菊氏の人気も絶大な環境ですから、全土で圧倒的な指示を受けている民進党総統候補・蔡英文氏の勝利は確定的と言うより確定状態です。

蔡英文氏は、高雄の更に南の屏東のご出身ですから、その盛り上がりようは尋常ではありません。

台湾南部の年は、日本統治が国民党軍の占領下・進駐下で発生した228事件で多数の犠牲者をだした歴史を持つせいか、政治的に敏感な風土があります。

先日、と言ってもつい一週間ほど前に台中へ行った時は、街の空気が日常と変わらず驚きました。 盛り上がっているのは、テレビのキー局が流す、政治討論番組が延々とコンテンテンツをとっかえ、ひっかえ、再々放送どころか、再再再再放送位の頻度で流しているくらいのものでしたので、その空気の違いに驚きました。

いくら、蔡英文氏の当選が確実とは言え、仮にも国政選挙で直接投票で国家元首を決める訳ですからもう少し盛り上がってみ良いのではと思うのは選挙選権のない日本人の野次馬根性でしょうか?

以前のブログでも紹介しましたが、この聡明な女性国家元首は、台米関係に著しい変化をもたらすことは必須です。

台湾の独立すら実現させるかも知れないこの政権を、覇権に息巻く支那共産党政権とは、真正面から対峙することになるでしょう。

支那共産党政権にとって、西太平洋そのものに面する地政学的潜在価値を持つ台湾に独立させるわけにいかない支那は過酷なプレッシャーをかけるだろうし、その力が大きければ、大きいほど、対米軍事的関係を強固なものにすることは明らかです。

自国の安全保障のためのにある現在米国との「台湾関係法」は更に進化させるだろうし、国際社会に復帰を目指すのは明らかです。

つまり支那共産党政権が南シナ海で軍事的優位を維持、強化させることが、相対的に湾関係法、国際社会への復帰は必然的な帰着になるはずです。

再選を含めて8年の時間は、台湾の民族資本を台湾社会に投資を起業の活性化を通して、次若年労働者の雇用の増大を確立させれば、自ずから、消費経済が活発化し、GDPの拡大に繋がるでしょう。

かえすがいすも、過去30年間の29,000人に及ぶ冒険的な台湾人起業家による中国投資が支那共産党政府の国策ともいうべき方法で収奪された事実を他山の石とする政策が楽しみなkazanです。

知性的な蔡英文台湾総統は、台湾国民にとって最良の撰択になるでしょう。


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