天気晴朗ながら、西風が冷たい今日の高雄です。

先日来飲み始めた、処方箋の薬のせいで、睡眠と起床時間がバラバラになってしまいました。 はじめは腰痛と思っていたら、便秘と足の甲がむくんできたので、調べたら、正真正銘の腎臓の障害の症状で慌てて病院へ。 原因はどうやら、投与されていた血圧の薬が原因のようです。 トイレへ行くたびに尿の色を観察してますが、この薬かれこれ2年くらい飲み続けていて、そんな副作用もなかったのですが、どうやら原因はチョコレートの爆喰いのようです。

チャールーフというスーパーで売られている激安のチョコが、味は日本の明治や森永のミルクチョコと同じ味で分厚くて大きく、量感があり、価格が日本円280円くらいでしたので、2枚買ったのですが、すっかりハマってしまいました。 おやつ、口がさみしい時、甘味に飢えた時、ウイスキーのつまみと、時間帯により食べる理由は違いますが、しっかり食べてせいのようです。 甘味の大量摂取というのがPC画面に出ておりました。

従来の薬を止めて、その代わりを処方していただき、飲んでいるのですが、倦怠感と無気力感、睡魔が起きてきて、眠り時間起床時間が乱れ始めました。

弱っております。

ボーとしていたので、YouTubeで「邦画, 映画,フル,」で検索してたら溝口健二監督の「赤線地帯」がヒットしました。 原作は芝木好子「州崎の女」ですが、舞台は淺草、吉原です。 昔風で言えば女郎屋、どう言うわけか(ジョロヤ)と詰まった言い回しをします。背景はジョロヤである、特飲街の吉原の1955年~56年の売春防止法が立法化される前後の女の話です。

赤線地帯_1

赤線地帯_2

この世界の悲惨さは、数多くの方が取り上げておリますので、それは割愛し、映画としてみると興味を引く点が何点か出てきます。

まず映画の制作が、大映です。まり好きではありません。理由は照明、つまりライティングが暗すぎるので。 演劇のステージを薄暗くして、演じる俳優の周辺をカメラで捉えられるくらいまでの明るさにして集中させる手法。 大写しはコマ全体が通常ライティングで撮影する手法です。 これでシリアスな絵を撮ると、ストーリー全体が暗くなってしまいますが、大映のお得意の手法です。

女優陣は三益愛子、京マチ子、若尾文子、木暮実千代ですが女将の沢村貞子ですが、とうじから老け役で出ているということ。 京マチ子、若尾文子、はすぐに「判別できましたが、木暮実千代は途中から、三益愛子は最後までわからなかった。

25年前に、自民党の金丸信、日本社社会党の田辺誠が訪朝した前後だと思いますが、この訪朝団の成果かどうかkazanには不明ですが、1997年15人くらいの日本人妻が里帰りという名目で帰国しました。 ニュースでは再開した家族と感動的ない出会いが報じられておりましたが、一名か二名の方は遠く九州やその他の故郷に里帰りをしませんでした。この記憶が今でも残っています。

北朝鮮への帰国事業は1959年にはじまります。

1956年 売春防止法成立

1957年 売春防止法施行

1958年 特飲街、赤線は廃止

1959年 第一回の帰国が始まる

1962年 「キューポラのある街」が公開

興味が湧きますね。 

望郷の思いも合ったと思う一名か二名の帰国者が故郷への里帰李もせずにいたという事実から、kazanのドラマが始まります。

映画では、客をだまくらかして、足抜き料を貢がせ、吉原界隈でふとん屋を始めた、若尾文子と病気の亭主と幼児を養うために醜業についた木暮実千代が演じた娼婦は該当しませんが、 三益愛子、京マチ子、を演じた娼婦が廃業後、当時の在日朝鮮人の日本人妻として、過去の因縁を断ち切るために北朝鮮へ渡った廃業者がいても不思議では無いですね。

あくまでフィクションです。 総連や北朝鮮系の在日集団、あるいは日本共産党の圧力をシカトできるライターがいれば、物語を創作してほしいものです。

リアリズムの映画としては面白いですが、売春防止法が施行された1957年です。

 YouTube 動画リンク先

https://youtu.be/RJQ3RdAukvw?list=PLfy-Fo5V9DfcfXuTWcK8Wt6sNu85wK7iH


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