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ルーズベルト

▼池田信夫氏が「ルーズベルトの海戦責任」のタイトルで氏のメルマガの補稿として、氏のブログに投稿されています。

メルマガは読んでおりませんが、ハミルトン フィッシュ(著)、渡辺惣樹(訳)「ルーズベルトの開戦責任」に関するものらしいことが想像できます。

ru-zuberuto

自分にとっても、ルーズベルトとは、この本の帯にあるように、何が何でも戦争をしたかったアメリカ大統領だ。

日本が、中国大陸で、蒋介石軍と泥沼化した日中戦争を展開中、日本の日清、日露戦争によって確保した権益に干渉するために、ハル・ノートを突きつけ、経済封鎖を実行して日本を日米開戦へと誘導したユダヤ系の米国大統領です。

老獪というか、巧みというか知りませんが、この民主党の大統領に好意をよせる日本人は少ないはず。

昭和天皇による「開戦の詔書」には陛下の飾りのない、率直な真意が述べられております。

現代語引用部分抜粋

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東アジアの安定を確保して、世界の平和に寄与する事は、大いなる明治天皇と、

その偉大さを受け継がれた大正天皇が構想されたことで、遠大なはかりごととして、

私が常に心がけている事である。そして、各国との交流を篤くし、万国の共栄の喜びをともにすることは、

帝国の外交の要としているところである。今や、不幸にして、米英両国と争いを開始するにいたった。

まことにやむをえない事態となった。このような事態は、私の本意ではない。 中華民国政府は、

以前より我が帝国の真意を理解せず、みだりに闘争を起こし、東アジアの平和を乱し、ついに帝国に

武器をとらせる事態にいたらしめ、もう四年以上経過している。

さいわいに国民政府は南京政府に新たに変わった。帝国はこの政府と、善隣の誼(よしみ)を結び、

ともに提携するようになったが、重慶に残存する蒋介石の政権は、米英の庇護を当てにし、兄弟である

南京政府と、いまだに相互のせめぎあう姿勢を改めない。米英両国は、残存する蒋介石政権を支援し、

東アジアの混乱を助長し、平和の美名にかくれて、東洋を征服する非道な野望をたくましくしている。

あまつさえ、くみする国々を誘い、帝国の周辺において、軍備を増強し、わが国に挑戦し、更に帝国の

平和的通商にあらゆる妨害を与へ、ついには意図的に経済断行をして、帝国の生存に重大なる脅威を

加えている。

私は政府に事態を平和の裡(うち)に解決させようとさせようとし、長い間、忍耐してきたが、

米英は、少しも互いに譲り合う精神がなく、むやみに事態の解決を遅らせようとし、その間にもますます、

経済上・軍事上の脅威を増大し続け、それによって我が国を屈服させようとしている。

このような事態がこのまま続けば、東アジアの安定に関して我が帝国がはらってきた積年の努力は、

ことごとく水の泡となり、帝国の存立も、まさに危機に瀕することになる。ことここに至っては、

我が帝国は今や、自存と自衛の為に、決然と立上がり、一切の障害を破砕する以外にない。

~~~

▼戦争に善悪をくわえるほどのアマちゃんではありませんが、当時の天皇の位置からすれば、開戦の経緯はかなり明快に判断できます。最後のこの詔書として言わせた一方の歴史のパワーを同書は説明しているに違いない。

「開戦の詔書」

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